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子育ての悩み相談

vol.1考える力を育てる

基礎学力をしっかり身につけて、自分で考えて行動することが、これからの社会で生きる力になります。

こどもクラブ 専務取締役 相原貴海


4月から新学期の授業が始まりました。
近年、「読み・書き・計算」の基礎学力が低下傾向にあるため、基礎学力の定着が重要視されています。
「読み・書き・計算」はすべての学習の基礎になります。
1~3年生の基礎学力が4~6年生で習う勉強の土台になり、さらにその基礎学力が中学校の勉強で必要になります。つまり4年生から中学校の準備が始まっています。

低学年の基礎学力が身についていないと学年が上がるにつれて、どんどん授業内容がわからなくなります。
基礎学力を身につけるために、まずは学習習慣を身につけましょう。

生活に役立つ計算力

子どもに学習習慣を身につけるには、最初に「学ぶことは楽しい」と実感させてあげることが大切です。
「勉強なんてつまらない」「勉強はいや」と思っている子には、まずその概念を取りはらうために、いろいろな学びが日常生活で役に立っていることを教えてあげましょう。
例えば「家の登録の手続き・空港のチケット購入など、コンピューターのガイダンスに従って自分で操作することになります。
そうなるとガイダンスの説明文を正しく理解して手続きしなければ完了とならないため、まさに読解力が必要です。

漢字が読めない、「それを」は何を差しているのかわからないと、何も登録できない、何も買えない、という状況になります。
すでに昨年度7割の大学の受験システムも「紙の願書」から「インターネット出願」に変わり、高校生がガイダンスによる手続きを行っています。

「ローマは一日にしてならず」という中世ヨーロッパの古いことわざを「教育」に例えることができます。
ローマ帝国が長い年月をかけて築かれたように、「子どもの可能性(未来像)」は、長い年月の努力の積み重ねで、限りなく大きくなります。
今、できていないこともくり返し勉強していると必ずできるようになります。
将来のなりたい自分を目指して、一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。

家族4人にあめを2個ずつ配る時、全部で何個必要かな?」 「6個のケーキを3人で分けると、一人何個食べられるかな?」など日常生活の中にたくさんの算数が隠れてることがわかると「勉強ってこうして役に立つんだ」「算数っておもしろいかもしれない」と気づくきっかけになります。
学習習慣を身につけるうえで大切なことは、親が子どもの発達段階や習得状況を知ることです。

学習習慣を身につけるポイント

整理整頓をする

今日やらなければならない学校や塾の宿題の量が一目で見てわかるように、2つの箱を用意して、「これからやるプリントの箱」と「終わったプリントの箱」に分けましょう。
全体の勉強量がわかると、どのくらいのペース配分でやればいいのか、子ども自身がだんだんわかってきます。


計画を立てる

子どもと話し合いながら、勉強する範囲の目標を決めましょう。
できなかった時は、なぜできなかったのかを話し合い、量を見直すことも大切です。やるべき量をあいまいにしないことが大事です。


覚えたかを確認する

親が○つけや小テストをしてわからないところを確認しましょう。「覚えた」といっても実際に書けなかったり、わかる問題だけやって勉強したつもりの人が結構います。


間違いに×をつける

「間違いは宝」です。間違いには×を付けさせて、どうして間違ったか、明確にすることが大切です。
「勉強する時間が足りなかった」「勘違いした」「根本にわかっていなかった」など原因を分析できるようになると、自分の具体的な勉強法がわかってきます。


取り組む姿勢をほめる

低学年はやればやっただけ成果がわかりやすい時期です。暗記ができている、なぜ?どうしてを追及している、さぼりたい気持ちに負けないでがんばれた、などその子なりの努力の過程をほめてあげましょう。
少しずつ一人学習ができるようになります。

AI時代に必要な読解

近い将来、日本はAI(人工知能)の発達により業務が効率化されて、行政などの各種登録の手続き・空港のチケット購入など、コンピューターのガイダンスに従って自分で操作することになります。
そうなるとガイダンスの説明文を正しく理解して手続きしなければ完了とならないため、まさに読解力が必要です。
漢字が読めない、「それを」は何を差しているのかわからないと、何も登録できない、何も買えない、という状況になります。
すでに昨年度7割の大学の受験システムが「紙の願書」から「ネット出願」に変わり、高校生がガイダンスによる手続きを行っています。

ローマは1日にしてならず

「ローマは1日にしてならず」という中世ヨーロッパの古いことわざを「教育」に例えることができます。
ローマ帝国が長い年月をかけて築かれたように「子どもの可能性(未来像)」は、長い年月の努力の積み重ねで、限りなく大きくなります。
今、できていない問題もくり返し勉強していると必ずできるようになります。将来のなりたい自分を目指して、1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。

こどもクラブ 無料体験受付中!
こどもクラブでは、一人ひとりの成長段階にあわせた少人数制の授業を行っています。こどもクラブでは少人数制での個別対応をすることで、子どもたち一人ひとりが学びはおもしろい!という気持ちを育てます。
小学校入学前の学習準備に是非一度、無料体験にお越しください。 詳しくはこちら

vol.1 アドバイザー
 株式会社こどもクラブ   専務取締役 相原貴海先生 

学ぶことが楽しい!

子どもはお話を聞くのが大好きです。少々教室を走り回っている子も怖いお話、冒険のお話、楽しいお話をすると、みんな目を輝かせて聞いてくれます。「次どうなるの?」「私はそんなことしないのに!」子どもたちから次々意見が出て時間を忘れるほど夢中になります。楽しくて夢中になる学びこそが、真の学びなのです。こどもクラブでは、会話やふれあいを通して、学びの基礎となる「文字・言葉・数」などを楽しみながら学びます。

こどもクラブでは、一人ひとりの成長段階にあわせた少人数制の授業を行っています。小学校入学前の学習準備に是非一度、無料体験にお越しください。

 株式会社こどもクラブ 
 専務取締役 相原貴海先生